人工授精(AIH)とは?
人工授精とは、より運動性のいい精子を集め、
子宮の中に直接いれて卵子と精子が出会う確立を高める治療法です。
Artificial Insemination by Husband(配偶者[夫婦]間人工授精)の頭文字をとってAIHといいます。
ちなみに非配偶者間人工受精はArtificial Insemination by Donor といい、AIDといいます。
この人工授精、なんだか「人工」という言葉がついているせいか
自然な妊娠とはかけ離れたもののように思われがちですが、
実際には子宮内に入り込んだ精子が自力で卵管を通過し、
卵子と出会い、授精→着床→妊娠というプロセスは自然妊娠とほぼ同じと言えます。
人工授精(AIH)までの準備
☆女性側☆
●排卵誘発
自然周期よりも排卵誘発をした場合AIHの妊娠率があがることがわかっています。
妊娠率:自然周期 約6~8%
排卵誘発 約10~15%
~人工授精の流れ~
△生理の3~5日目からクロミッド(卵胞の発育を助ける)を内服(約5日間)
△卵胞の発育に合わせてFSH/hMG製剤を注射することもあります。(生理から10日目頃~)
△十分な大きさの卵胞が確認されたら、排卵を促すために人工授精の前日にhCGを注射します。
(人工授精の前日)
△人工授精(生理から13~14日頃)
☆男性側☆
●精液の採取〔自宅での採取も可能〕
採取した精液は、培養液で洗浄して不純物を除去した後、
運動性のよい精子だけを回収します。
『☆私の人工受精・体験談☆とヒント』
私は無排卵症なので、このクロミッドは欠かせないものでした。
一般には一日に1~2錠内服するのですが私は3錠。
飲むだけ卵子が育つのかというとそうではないし、
子宮内膜が薄くなるという副作用も。
飲めば飲むほどいいというものではないんですね、薬って。
では、子宮内膜が薄くなるとどういった支障をきたすのでしょうか。
せっかく精子と卵子がであって受精しても、その受精卵が子宮内で着床しにくくなるのです。
子宮内膜とは卵にとっていわゆるベッドみたいなもので、フワフワなベッドなのか、
せんべい布団なのか・・・その違いです。
もちろん、フワフワのベッドの方が受精卵の着床率は上がります。
なので、着床率をあげるために内膜はとても大切なのです。
人工授精をする際の痛みについて、
心配される方もいるかと思いますが、傷みはほとんどありません。
子宮口を開くために器具を挿入して固定しますが、
そのときに若干痛みがある程度です。ご安心を。